プエラリアはどんな人から需要が高い?

プエラリアはどんな人から需要が高い?

プエラリアには、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た構造を持つ植物性エストロゲンが含まれています。
エストロゲンは乳腺の発達を促したり、コラーゲンの生成を促したりと、女性を美しくする役割をいくつも持っていることから、植物性エストロゲンを摂ってエストロゲン作用をサポートすることでバストアップや美肌効果が期待されています。
またプエラリアには、同じ植物性エストロゲンが含まれている大豆イソフラボンの40倍もの植物性エストロゲンが含まれていますので、より高いホルモン作用が期待できます。
このように、プエラリアは非常に優れたパワーを持っていることから、様々な人から需要があります。
では、プエラリアはとくにどんな人から需要が高いのでしょうか?

バストアップしたい人

プエラリアはバストアップしたい人からの需要が非常に高いです。
バストは9割が脂肪、1割が乳腺で出来ているのですが、この1割の乳腺をつくるためには女性ホルモンのエストロゲンが欠かせません。
エストロゲンが乳腺を発達させるように刺激を送ることで乳腺が発達し、その周りに脂肪がつくことでバストアップしますので、エストロゲン作用を助けるプエラリアを摂ることはバストアップには効果的だといえます。
バストサイズが小さくて悩んでいる人や、授乳後にバストのハリがなくなってしまった方などから人気です。

シワ、シミ、肌のたるみが気になる人

バストアップの次に多いのが、シワやシミ、肌のたるみなどが気になる人からの需要です。
シワや肌のたるみが起こるのは、加齢や紫外線ダメージによって皮膚の弾力性や潤いを保つコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの潤い成分が減少していくからです。
エストロゲンにはこれらの潤い成分の生成を促す働きがあります。
シミやくすみなどが出来るのはターンオーバーが乱れているからです。
本来、肌の内部にシミやくすみの原因となるメラニン色素が出来てしまっても、ターンオーバーが活発に行われていればシミとなって色素沈着しません。
エストロゲンには新陳代謝を促進して皮膚のターンオーバーを促す働きがあります。
植物性エストロゲンを補充して、エストロゲン作用を助けることで、シワ、シミ、肌のたるみを予防、改善へと導きます。

PMS(生理前症候群)に悩まされている人

プエラリアはPMSに悩まされている人からの需要も高いです。
PMSの原因は人によっても異なりますが、要因の一つにホルモンバランスが乱れることがあります。
ホルモンバランスが乱れることで、頭痛や腹痛、吐き気、肌荒れ、イライラ、不安感など心身の不調を引き起こします。
エストロゲンが活発になる卵胞期にプエラリアを摂って、エストロゲン作用を促し、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期はプエラリアを控えることで、ホルモンバランスの乱れを整えるように導きます。

更年期障害に悩まされている人

プエラリアは30~40代の更年期障害に悩まされている方からの需要もあります。
更年期障害とは、女性ホルモンの急激な減少によって閉経後の「更年期」時期に起こる様々な不調です。
近年では、閉経前の30代から若年性更年期障害に悩まされている女性も多く、要因は更年期障害と同様に女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れにあります。
プエラリアは植物性エストロゲンが含まれていますので、エストロゲン作用をサポートすることで、ホルモンバランスの乱れを整える助けをします。
また、プエラリアは骨粗しょう症の予防にも効果的です。
エストロゲンは骨をつくったり、骨からカルシウムが溶け出すのを予防したりする働きがありますので、プエラリアで植物性エストロゲンを摂って、エストロゲン作用を助けることは骨量の維持にも繋がります。

過剰摂取は副作用を引き起こす

プエラリアといえばバストアップというイメージが強いですが、実はそれ以外にも様々な目的を持つ女性からの需要も高い健康食品です。
しかし、プエラリアは一般的な健康食品よりも成分が強かったり、ホルモン作用を持っていたりしますので、効果を高めたいという安易な理由で過剰摂取をすると、様々な副作用を引き起こす恐れがあります。
プエラリアの1日の摂取量は400mg以下といわれていますが、プエラリアを初めて服用する方はその半分程度の量から始めないと、成分に体がびっくりして副作用が出る可能性もあります。
プエラリアには以下の副作用が報告されています。

  • 不正出血
  • 生理不順
  • 頭痛
  • 吐き気、嘔吐
  • にきび、肌荒れ

プエラリアは摂取量だけでなく、摂取する時期も大切です。
プエラリアは植物性エストロゲンが含まれていますので、エストロゲンの分泌が活発になる卵胞期に摂ることでエストロゲン作用を促し、バストアップや美肌などの効果が期待できます。
しかし、プロゲステロンの分泌が活発になる黄体期にプエラリアを摂ると、ホルモンバランスが崩れやすくなり、PMSが酷くなったり、副作用が強く出てしまったりする恐れがあります。

安全に効果実感を得るためにも、摂取量、摂取時期を守ってプエラリアを摂りましょう。

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